鶴の館 高坂桐乃

鶴の館 僕の妹がこんなに可愛いわけがない
1/8 高坂 桐乃
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原型製作:千鶴 氏

製作記にはいるまえに…
謹んで震災のお見舞いを申し上げます。

…私も震災にあったひとりです。

あの恐怖は、10日たった今でも拭うことはできません。

地面が波打つようにうねるなど、信じられない光景でした。

家の中はめちゃめちゃ。
ガラスやCDや本など、
あらゆるものが散乱し、パソコンは倒れ、
以前作ったフィギュアや車、F-1が、
ケースの中で粉々に近い状態でした。

幸い家は倒壊を免れましたが、
余震におびえながら片付けをするのに、
かなりの時間がかかり、

せっかく作った製作物も、
泣く泣く処分しました…

ただ、もっと悲惨な状況のところがあることを考えれば、
自分はマシなほうだったかもしれません。

原発、という問題はありますが…

そのこともあり、
数日はパニック状態でなにをしたらよいか
わかりませんでしたが、
いつまでもおびえていても仕方がない、
と考え、製作途中だった
『高坂桐乃』を完成させることにしました。

今の自分が収入を得るには、
これしかないですしね。

心配だった製作途中のパーツたちは、
塗装ブースに保管していたので、
なんの問題も無く、ホッとしました。

それでは、前置きが長くなりましたが、
製作について書きたいと思います。

今回のキットですが、
入手困難な鶴の館さんの新作です。
以前から一度作ってみたかったディーラーさんで、
大変お世話になっていいる方のご尽力で、
この度、入手することができました。

初めてのディーラーさんのキットを作るときは、
いつもよりテンションが上がりますね。

抜き業者さんも初めてのところだと思うので、
さらにワクワクしました。

パーツ状態ですが、
さすがのパーツ構成です。
欲を言えば、左手のシュシュから
分割されていれば、
下地処理がよりしやすかったかな、
と思いました。

それから、抜きの状態ですが、
見た感じはベルグさんに近いかなぁ~
と思ったんですが、
実際下地処理をしてみると、
パーティングラインに微細気泡が…
その他にもあちこちに…

思ったよりも多くて、ちょっと残念ですね。
まあ、個体差があるとは思いますが。

パーツの合いはおおむね良好です。

唯一、右腕がどうしても左側のおさ毛にフィットせず、
袖のパーツや腕の角度をいろいろ調整しましたが、
うまく合わなかったため、エポパテで修正しました。

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同時に前髪と後ろ髪の隙間も修正してます。

塗装前下地は、いつものように
マルチプライマー&クリアーで、
肌以外はさらにホワイトサフを吹きますが、
肌のいくつかのパーツがパーティングラインの部分に
白い線が残るところがあるので、
肌の部分も淡くサフを吹いて塗装面を整えてます。

そして彩色です。

肌はオレンジ系にしました。
クリアー系、純色系をブレンドして吹いてます。

制服はイラストを見ながら、
あれこれ調色して吹いてます。
なにを混ぜたか忘れてしまいました(^^ゞ

細部彩色では、やはり瞳ですね。
特徴的な瞳なので、
イラストを見ながら、少しずつ描いていきました。

頬には斜めにラインを入れて、
パステルでチークをのせてます。

艶の調整は、ピンクのヘアピンが光沢で、
その他がつや消しになります。

おっと、ひとつ忘れてました。
星くずうぃっちメルルDVDのデカール貼りです。

キットには予備も含め2セット印刷した
デカールが付属してます。

ただ、このデカールはトップコートがしてないので、
表面にクリアーコートして使わないといけないんです。

私の場合これが結構苦手で…
厚めに吹けば硬くなるし、
薄いと水に入れたときに色が落ちてしまうし…

案の定、一回目は色落ちしてしまいました(^^ゞ

予備まで失敗するわけにはいかない、と思い、
厚めにクリアーでコーティングして、
台紙ごとDVDパーツに貼り付けました。

印刷の色落ちも無いし、
これはこれでいい感じかなぁ~
なんて思ってます。

あとは組み立てて完成…
なんですが、ディーラーさんのように、
ファーのベースを作りたいと思い、
フェイクファーを入手して、
木製ベースに貼りつけることにしました。

しかし…
フェイクファーの取り扱いは大変で、
裁断した部分から、毛が大量に抜け落ちてきます。

裁断方法をネットで検索しても、
なかなか解決法が見当たらず、
強引に木製ベースに貼りつけることに。

裁断部分も木工用ボンドで目止めし、
なんとか完成させることができました。
ちょっと雑ですけどね(^^ゞ

完成後はあたり一面大量の毛で参りましたぁ。

そして、ベースに乗せたら…完成でーす!!

厳しい状態での製作でしたので、
より気持ちを込めて作業しました。

まだまだ復興には時間がかかると思いますが、
自分のなかでの復興第一弾として、
この「高坂桐乃」を位置づけたいと思います。

「がんばれ!!にっぽん!!」

それでは、完成画像になります。
よろしければご覧下さい(^.^)

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最後までご覧いただき、ありがとうございましたm(__)m

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